WordPressのバージョンをダウングレード

WordPressを最新版へ更新するのは簡単ですが、逆に古いバージョンへ戻す方法の紹介です。

WordPressを最新化したら表示がおかしくなった！！！

古いWordpressを使っていると、最新化のサインがうっとおしく表示されますが、更新したとたん、表示がおかしくなったなどの不具合にみまわれることがあります。

通常は最新化しても特に問題ないのですが、ブロックエディタになってから、不具合がたまにとはいえ発生しやすくなっています。

いろんなプラグインとの相性もあります。

PHPのバージョンやテーマのカスタマイズが関係している場合もありますが、表示がくずれたりするのは、プラグインが新しいWordpressのバージョンに対応していない場合が多いです。

新しいプラグインにすることで解決できる場合もありますが、プラグインの開発が遅れているとそれでも直らない場合があります。

いつまでも古いWordpressを使う事は推奨できませんが、ともかく元の環境のWordpressに戻してしのぎたい場合があります。

しかし、Wordpressを以前使っていた古いバージョンにする機能は標準では装備されていません。

また、古いバージョンに戻すこと自体が最新化すること以上にリスクを伴います。古いバージョンに戻すということは、これを承知の上での作業になります。

バックアップを取るのが最も安全なリスク回避となりますが、プラグイン「WP Downgrade Specific Core Version」を使って戻すのがわりと安全です。

おそらく、やっていることはプラグインと同じですが、手動でバージョンを戻すことも可能です。

WordPressはデータ部分とプログラム部分が分離されていますから、プログラム部分だけを差し替えれば論理的には戻るはずです。

ただし、どこがデータでどこがプログラムなのかよく確認してからの作業になりますし、サーバ上での操作になりますのである程度の知識がないと面倒きわまりないです。

もちろん、間違えたら元に戻すどころか、ブログを壊してしまう可能性もあります。